それをどうして悲しいと言うの

昨日「実験」という名の恐怖体験したわけだけど、「実験」ってあまり好きじゃないかも。
何かを犠牲にして、今まで知らなかった何かを知る。
今回はカエルを犠牲にして、自律神経と心臓の動きの関連性を知ったわけだけど、以前に教科書見てそのことはもう分かっていた。
というか、一般的にそのことはもう知られていた。
それなのに、改めてそれを確かめる。
大学とか研究機関とかでやるものと違って、高校までの実験は、既に解明されていることの再確認。
それって別にやらなくてもいいんじゃないかな。
物質は別に良い。
酸化やら還元やらで、たいていは元の物質に戻せる。
だけど生物は、一度やってしまったら二度と元には戻らない。
今回カエルは腹を切られ、その上リンガー液をかけられた(延命処置)。
延命処置と言えば聞こえは良いけど、腹を切られて痛くないはず無いから、言ってしまえば生殺し。生き地獄。
人の都合次第で、早く楽になることもままならない。


百聞は一見にしかずと言うけど、こういった件に関しては、俺は百聞を取りたい。