被害妄想と葛藤

まず疑うことから始まり


色んな憶測だけが頭をめぐり


その殆どが自分に不都合なことばかりで


やがて憶測は何の根拠もないのに確信に近いものになり


彼を加害者に仕立て上げ―…


―…自分は、被害者になる







信じることをやめてしまったら、駄目だ


自分は被害者なんかに、なりたくない


彼を加害者になんて、したくない


誰も何も悪くない、誰も…






最後に信じることが出来れば救われるのか


最初に疑いを持った時点で救いはないのか




・・・・・・




考えることをやめた